「カニかま」にまさかこんなに健康効果があったとは!

「カニかま」にまさかこんなに健康効果があったとは!

久々に「カニかま」でサラダを作ろうと思って
思い出しました!(今頃)

9/25に放送された「林修の今でしょ!講座3時間SP」
『健康長寿の方々の冷蔵庫を調べて分かった!元気で長生きするための最強食材3時間SP』

この時紹介された3つの食材の内1つが「カニかま」でした。

 

高齢者が筋肉をつけるためには、
卵の白身や肉・魚等を食べるより「カニかま」の方が効率的とのこと。

筋肉をつけるだけではなく、その他にも
身体に良いことがたくさんで、ビックリしました!

 

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「カニかま」は高タンパク・低カロリー

高タンパク

「カニかま」は主に、
「スケトウダラ(スケソウダラ)」のすり身と卵白から
できていて、どちらもタンパク質が豊富です。

成分表示を見ても(メーカーによって差はありますが)
100g当たり10~12gほどのタンパク質があり、
「カニかま」1パックでほぼ卵1個分のタンパク質。

 

低カロリー

番組で紹介されていましたが、
スケトウダラをすり身にする時、骨や皮など余分な物は
取り除き、水にさらすため脂肪分がかなり抜けるそうです。

 

 

消化が良い

製造過程で普通「かまぼこ」は1回のところ、
「カニかま」は本物のカニに近づけるために
3回も漉してなめらかにするそうです。

そこで軟骨などの不純物が取れ、また、
カニの身のように細くほぐれやすい繊維状になっています。

切れ目を入れたり、繊維状にすることで
胃液に触れる表面積が増えるので消化されやすいそうです。

 

赤の着色も実は栄養素

あの赤い色は人工着色料かと思っていましたが、
トマトや赤パプリカの天然色素です。

抗酸化作用のある「リコピン」を含んでいるので
これまた身体に良いですね♪

パッケージにも、
赤い色素の説明を書いてある商品もあります。

「カニかま」は棒状のものや、カニの身風な形でやや高級な
ものなど色々な商品が出ています。

私は「ずわいがに3%入り」の「海からサラダフレーク」が好きです。
西友だと常に128円(税抜)で買えるし♪

例え3%だろうと、カニが入っているのもポイント♪(笑)

 

筋肉を作る

筋肉をつけるためには「タンパク質」が必要です。

繊維の食感を良くするために
「デンプン」を加えていることもポイントのようです。

 

デンプンは糖質なので、タンパク質に糖質が加わると
筋肉を作る時に必要なインスリンの分泌が促進されます。

 

特に運動後30分以内くらいで「カニかま」を食べると、
より効果的だそうです。

おやつ感覚でスティック状のを1本食べるのもいいかもしれませんね。
なかなかおやつ感覚では…ですが。

 

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血糖値上昇を抑制

「カニかま」というより「かまぼこ」での実験のようですが…。
(参照:「全国かまぼこ連合会」サイトの「第3回健康機能性研究発表

「かまぼこの血糖値上昇植生作用に関する研究」
(研究者) 矢澤一良 東京海洋大学大学院ヘルスフード科学講座客員教授

・マダラのみならずイサキ、マダイを用いたかまぼこも顕著な血糖値上昇抑制作用を
示した。

・マダラにおいて、生すり身ではその効果が見られなかった。

・かまぼこ状でない蒸したすり身には血糖値上昇抑制作用が見られたが、
 かまぼこをタンパク質分解酵素処理した時には血糖値上昇抑制作用が診られなかったことから、魚類に普遍的に含まれており、加熱処理を受けたタンパク質が血糖値上昇の抑制に関与していることが示唆された。

・かまぼこ摂取後、血中インスリン濃度が上昇したことから、インスリン分泌促進を介して血糖値の上昇を抑制したことが示唆された。

生のすり身では血糖値上昇抑制作用が見られず、
蒸したすり身など加熱処理されたタンパク質が
血糖値上昇の抑制に関係しているらしいですね。

でも、それがなぜなのかはまだ解明されていないのかな。。

参照したこの研究発表のPDFが5枚あり、

No.11 かまぼこには DNA を守る力がある!
No.12 かまぼこには血糖値上昇抑制効果がある!
No.13 かまぼこは血圧と血糖値の上昇を抑制する! 
No.14 かまぼこは認知症の予防に効果的である!
No.15 かまぼこは癌の増殖を抑制する!

どれも「かまぼこ」の効果の凄さが!

「認知症予防に効果ある」とか「癌の増殖を抑制する」とか
私はむしろこっちに興味がありました(笑)

 

1日に食べる目安

「カニかま」を1日に食べる目安量は、

・大きいサイズは1本、
・小さいサイズは5~6本

だそうです。

 

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原材料

番組では「スギヨ」の「カニかま」が紹介されましたが、
私がよく利用するニッスイの「海からサラダ」は
高タンパクの1つである卵が使われていませんでした。

ちなみに「香り箱」は、ちょっと高いので、
ちらし寿司や、よりカニの感じを味わいたい時に使用します♪

値段も高めなだけあって、繊維も繊細でカニっぽい食感で好きです。

原材料名
魚肉、卵白、でん粉(小麦を含む)、かにエキス、食塩、発酵調味液、鶏卵、植物油(大豆を含む)/調味料(有機酸等)、トレハロース、加工でん粉、香料、トマト色素、パプリカ色素

引用:株式会社スギヨ「香り箱」

こちらは卵は使用されてますね。

 

栄養成分表示

これも「海からサラダ」のですが、

「海からサラダ」のタンパク質 ⇒ 120g当たり12.2gです。

ちなみに、
「香り箱」のタンパク質 ⇒ 12本(標準96g)当たり11.3gです

比較単位が違うので、100g当たりに換算すると
・「海からサラダ」たんぱく質  10.0g
・「香り箱」たんぱく質 11.3g

その他、ビタミンB1やビタミンB2、ビタミンB6、
ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンE、葉酸、
ナイアシンなども含まれているようです。

 

最後に

「カニかま」のサラダは時々作っていましたが、
「カニかま」がこんなに身体にいいとは思いませんでした。

番組は長寿や高齢者の…という感じでしたが、
・「手軽にタンパク質を摂取できる」
・「筋肉もつきやすい」
・「消化に良い」
という点は、高齢者でなくても嬉しい効果です♪

「消化が良い」と聞いて、
「カニかま」と豆腐・卵・カブのスープも作ってみました。

「運動後30分以内に食べるのが効果的」とあったからではないですが、
ただ食べるだけではなく、運動もしないと…とね(^_^;)

「カニかま」はデンプン(糖質)が加わっているのと
塩分も多めなので、その点に気を付ければ良い商品ですね