西城秀樹の曲を作曲家別に見ると自分が好きな作曲家がわかった!

西城秀樹が亡くなって5ヶ月以上経った。
亡くなる前もYoutubeなどで時々観てはいたけど、
亡くなってからの方が、秀樹の若い頃の動画を頻繁に
観ている気がする。
動画自体も、次々にお宝映像をアップしてくれる人達の
おかげで観たことのない(記憶にない?忘れた?)動画もある。
ありがたい!感謝♥
小学生の頃からファンだったとはいえ、正直、
1985年頃までの曲が好きだった。
ファンだからと言って、全ての曲が好きではなかった。
嫌いで今でも絶対に聴かない曲もある(笑)
Youtubeを観たりしていると、ふと、自分が好きな曲って
作詞は「阿久悠」、
作曲は「馬飼野康二」「三木たかし」(敬称略)
が多い気がする!と思ったので、ちょっとまとめてみました。
「四方山話」なので、つらつら何も考えず色々書いてます。。
シングル全87曲
まず、デビューから秀樹が出したシングル曲は87曲。
発売日順に挙げると1972年~2009年までで、
それ以降は新曲がないのが残念ですが…。
以下、全ての画像は拡大します
※参考:Wikipedia
作曲家別シングル87曲
とにかく私にとって歌はメロディーラインが全てなので
まずは作曲家別にソートしてみた。
作詞家別もソートをかけてみたけど、
歌詞は基本、聞いていない、詩の意味に興味がないので
特に好きな歌詞もなく、作詞家別は今回は見送ります。
(ご希望があればいつでもアップします)
基本、秀樹の曲は、
・イントロにインパクトのある曲 ・心に訴えかけるような熱唱・絶叫型の曲 ・ハードロックなリズムの曲 ・哀愁のある曲 ・サビの部分、アレンジに惹かれるものがある曲 ・ノリのいい、テンポのいい曲 |
などが好き♪
秀樹の代表曲「YOUNG MAN」のようなポップな曲は
特別好きではない。
「愛の園」のようなスローな曲はむしろ苦手…。
好きな曲を1曲1曲語ると長くなるのでやめますが、
何曲かはさらっと触れてみます。
秀樹の曲1曲で1記事書けるな(笑)
馬飼野康二作曲
好きな曲を黄色で塗ってみたけど(笑)、
私が西城秀樹の曲で好きなのは
「馬飼野康二」の作曲、編曲が圧倒的に多い!
「三木たかし」も多い!
歌詞は基本、聞かないとはいえ、両氏の曲の中でも
「阿久悠」作詞の曲が多い。
「阿久悠」作詞の彼が綴る言葉とメロディーラインが合うのかな。
「馬飼野康二」の曲は、
「ちぎれた愛」「至上の愛」「傷だらけのローラ」など
心に訴えかけるような熱唱・絶叫型。
「至上の愛」は動画もあまりなく、
日の目を見ていない感じがするけど、サビの部分は特に好き!
歌詞の意味は興味ないとはいえ、
「君を~どこかに連れて行きたい」って熱唱されたら、
どこにでも連れて行ってーーー!です(笑)
「炎」「ブルースカイブルー」は語るまでもなく好き。
色を付けてはいないけど、「激しい恋」の最後
「黒い黒い瞳の~誘惑!」と熱唱するところが好き(笑)。
どの曲も熱く歌い上げるものは全部好きかもしれません!
三木たかし作曲
「三木たかし」の曲では「ジャガー」が1番好き!
というか秀樹の曲の中でも5本の指に入ります。
(5曲に絞るのが難しいけど)
ロックテイストが強いし、転調も多く絶叫型だし!
「君よ抱かれて熱くなれ」「ブーメランストリート」もいい!
「君よ…」は色々変わる曲の構成が好き!
サビの部分からの盛り上がり、伸びもいい!
「ブーメラン…」は転調もするし、
転調後の「ブーメラン、ブーメラン」連呼のところは
アレンジも好き! ややクラシック系のアレンジ。
秀樹はシャウト、ビブラートがすごく多い!
難しいのに難なく歌い、実にそれがカッコイイ!
気になる作曲家
薄い黄色で塗った曲は、次点というか気になる感じの曲(笑)
あまりパッとしなかった曲だけど、知名度で言ったら
有名な作曲家「筒美京平」「織田哲郎」「井上大輔」
「悲しき友情」は昭和のヒットメーカー「筒美京平」の曲。
Wikipediaなどを見てもらうとわかりますが、
筒美京平といえば、数々のアイドルの曲から、
「魅せられて」などの大賞受賞曲など、とにかく
ヒットメーカーのイメージしかない。
秀樹は3曲しか歌っていないのがちょっと不思議なのと、
正直、秀樹にはもう少し違うイメージの曲の方が…と思わなくもない。
でも、この「悲しき友情」は、
アップテンポな上に、何度も変調や転調して
曲調が変わり、かなり難しい曲なのに、秀樹は見事に歌いこなしている。
振りもそんなに激しくないけど、セクシー♪
ちょっとジュリーの振りに似てなくもないけど(笑)
特に「心のぉ~中にまで」のフレーズの時、
後ろを向いて振り向く様はドキッ!! せくすぃ~
動画も夜ヒットのより、NHK?の白と紺の衣装で
紺のストールをしてる方がアップなのでカッコイイ!
こういうアップテンポでスピード感のある曲を
一気に聴き終えた後は思わず、
「いやぁ~!カッコイイ!」と言ってしまう(笑)
リアルタイムで聴いていた時より、最近聴いて、
「いい!」と思った曲の1つ。
正直、「織田哲郎」「井上大輔」は
秀樹と相性はいいだろうと思って期待していたんだけど…。
TUBEやガンダムのようなカッコイイ曲を作ってほしかったかなぁと。
まさにシャウトして歌い上げるような曲…。
【追記】(2023.1.15追記)
さらに、1985年頃フェードアウトしてしまったため
知らなかった曲で、色々Youtubeなどで聴く内に
イイ!と思ったのが、「Rain of Dream 夢の罪」
これ、ヘビメタチックでイイ!
間奏もカッコイイし、やはり秀樹の歌うロック、
ハードロックは良いし好き❤
作曲家:沢村拓二氏はこの1曲しか
書いていないようでもったいない!
(正確には小堺一機にも曲を書いている(笑))
シングル以外の曲
シングル以外のB面やアルバム収録曲も結構好きで、
最近はそれも聴いている。
やはり「三木たかし」「馬飼野康二」の曲が!(笑)
「ふたりだけの夜」なんて
10代の時に歌ったとは思えない色っぽさ(笑)
夜景の綺麗なバーかホテルでキャンドルが揺れる中、
ワイングラスを傾けながら、あのハスキーな声で耳元で
甘く囁くように秀樹にそばで歌われたら、気絶しそう(笑)
「君よ抱かれて熱くなれ」のB面はもったいなかったなぁと。
当時でも十分上手いけど、
出すタイミングも、秀樹が40~50代の時に出せば、
絶対にもっと日の目を見たと思うのに残念。
「夕やけ雲」はちょっと声が若いけど、
こういう、イントロにインパクトがあり、だんだん盛り上がっていく
オーソドックスな作りの曲も好き♪
1975年発売の「エキサイティング秀樹 Vol.5 – 恋の暴走/この愛のときめき」
の収録曲だけど、1976年に発売された「MEMORY – 西城秀樹20歳の日記」
にも収録されている。
こちらの「夕やけ雲」は武道館でのライブ録音で、
「エキサイティング…」の若い声よりも低めでイイ!
この曲、出だしの「愛が~あふれているはずなのに~」、
秀樹以外に上手く歌える歌手はいるのだろうか?と思う。
松崎しげる???
この曲をはじめ、「あかのたちお」の曲も何気に好きかもしれない。
編曲している曲もいいし。
今思うと、アルバム「Feeling Free」は
良い曲がたくさん収録されている。
私は、わかりやすい曲構成の「ザ・昭和」という感じの
メロディーライン、曲が好きなのかもしれない。
「リフレインが叫んでいる」は
ユーミンの曲で有名で、この曲自体好きだったけど、
秀樹のためにアレンジし直してくれたらしく、
オリジナルとは全然違う雰囲気でいい!
なぜ、ユーミン作詞作曲とはいえ「2Rから始めよう」を
A面にしたのだろうか?
正直この曲はあまり好きじゃない。
「リフレイン…」をA面にしていたら、
もっとヒットしていただろうに。。
Youtubeのコメントを見ても、ユーミンファンでさえ、
オリジナルよりいいと書いている人がいるくらいだったのに。
ここでのアンケートのベスト
同じカテゴリー「四方山話」で5月に秀樹の曲で好きな曲の
アンケートの記事を書いたけど、10/27現在の結果です。
これを見ても、皆さんもやはり「三木たかし」「馬飼野康二」の曲、
「阿久悠」の詞が好きな人が多かったようです。
西城秀樹の曲の中で、誰が作った曲が皆さんは好きでしたか?
1986年以降の曲
私が勝手に思うだけですが、
秀樹は1986年以降、作詞作曲家には失礼だけど、
曲にあまり恵まれなかったと思う。
それなりに有名な人が作詞作曲したりもしているけど、
ちょっと違うんだなぁ…という感じで残念。
何を歌っても上手いとはいえ、
やはり秀樹の持ち味であるハスキーな声、シャウト、熱唱型、
囁くような声など持ち味がより出る曲。
そんな曲では無かった気がする。無難な曲というか。。
その点、「馬飼野康二」「三木たかし」などは、
秀樹の個性を生かす曲を作ってくれた、相性が良かったんだろうなと思う。
また、上述のように「ふたりだけの夜」のような曲こそ、
年齢を重ね脂の乗った40代~50代に歌ってほしかった。
しっとり「マイウェイ(My Way)」のような曲もいい。
「夜ヒット」で山口百恵が最後の時に歌った「マイウェイ」、
新御三家3人で歌っているけど、贔屓目抜きにしても
秀樹がダントツで上手かった!
バラード系だけではなく、もちろんハードロックでもいい!
最後に…
私は秀樹の曲が…ではなく、
音楽は曲、メロディラインが全てなので
「イイ♪」と感じたものは何でも好きです!
洋楽、ヘビメタ(死語?)、ハードロックも好きなので、
コンサートなどでKISSやRAINBOWの曲などを
歌ってくれ、それをアルバムや今Youtubeなどで
聴くことができたのはとても嬉しかった♪
洋楽だけではなく、日本の曲のカバーも後に歌っていたけど、
それもとても良い!
秀樹は曲にさえ恵まれたら、もっともっと売れたのになぁと思う。
日本の「アイドル」の範疇の歌手ではないので。
まさにアーティスト。
何より西城秀樹の最大の武器は「声」
秀樹が亡くなった後、松任谷由実ことユーミンが
秀樹について触れた記事を読んだことがある。
5/25放送のニッポン放送
『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』で語ったそうな。
「新御三家と言われた、野口五郎さん、郷ひろみさん、西城秀樹さん、
それぞれにお会いしたことはあるんだけど」と前置きした上で、
「私の感じで言うと、やっぱり西城秀樹っていう人は圧倒的にスターだったと思う」と評価。さらに、そのスター性の根源には「声の素晴らしさ」があると付け加えた松任谷は
「歌手は声がその運命を100%以上決める」との持論を述べ、
「斜のかかった強い少年声というのか…大好きな声ですね」と、改めて西城さんを絶賛した。「マイナビニュース」より引用
私も、昔からそう思っていた。
歌が上手い下手の前に、まずは声がいいかどうかで決まると。
声がいいだけで、歌がうまく聞こえてしまうほど。
ユーミンではないけど、まずは、
西城秀樹の歌う時の声、
そして、歌い方が好きだった!
youtubeなどの動画で秀樹を観れば観るほど、
リアルでは1985年頃までの秀樹ファンだったとはいえ、
曲に恵まれて、もっともっと歌っていて欲しかったと思う。
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